デジタル一眼を使用してVR写真を撮る練習とWeb上でVR写真を公開する練習を目的に制作しました。デジタル一眼でVR写真を撮影するメリットは、「撮影者が映らない」「暗い景色に強い」、デメリットは「撮影がめんどう」「PCでのスティッチングが必要」などが挙げられます。VR写真の先に、VR星景写真をWeb上に掲載する、という真の目的が今回はあります。その目的を達成させるため、「暗い景色に強い」という点で、デジタル一眼を使用したVR写真の撮影を選択しました。（デジタル一眼：一眼レフ、ミラーレス一眼の2つを指します。）

　デジタル一眼を使用したVR写真は、一般には、まだ普及していなくて情報がごくわずか。調べまくった結果、機材は「ミラーレス一眼」「円周魚眼レンズ」「パノラマ雲台」の３つ。そして、ノーダルポイントに注意して全方向を数回にわたり撮影。その後、PCでスティッチングしてVR写真を制作しました。ここで、スティッチングを成功させるためにはノーダルポイントが重要。また、太陽の影響を受けると明るさのバランスが崩れるので、その辺りにも気をつけないといけない、と感じました。

　Web上でのVR写真公開は、通常のHTML / SCSSとJavaScript（three.js / panolens.js）で制作。ボタンと音声が作れないので、まだまだ実験中です。