Blog 01. 星と宇宙

Star, Season

006 夏の星空

はじめに

夏の夜
気候も良く星空を観る絶好の季節

毎年8月中旬は
ペルセウス座流星群で
流れ星観察

夏休みやお盆休みを利用して
お友達やご家族で
星空観察はいかがですかー!?

今回は、夏の星空を見上げた時に
ちょっと役立つ見どころをご紹介!

目次
 1 天の川
 2 夏の大三角形
 3 北十字星
 4 南斗六星

天の川

 「#001 天の川」で紹介した、天の川を観るのに最適な季節は、何と言っても夏!!!! 太陽が沈んでから寝る前の間に、「天の川」が真上に位置している時期が、なんと夏なんです!

でも、都心部などでは「天の川」を見た人はほとんどいないはず。真上にあるのに「見えない」なんて残念すぎる。街灯などで明るい場所では、そこにあるはずの「天の川」がみえないんだよね。なんでだー!!

これは「目で見るものだけが真実」っていう考えが「間違っている」って考えさせてくれる、という例の1つなのかも。笑 いつも見上げている夜空にある「天の川」を見るためには「真っ暗な場所」が大事!

そんな「真っ暗な場所」として西日本で有名な場所の1つが「鳥取県大山エリア」。ここは「天の川」を観る環境としては絶好の場所。欠点があるとすれば、天気かな。これ言うと怒られるかもしれないけど。笑 「天の川」目当てに、鳥取の大山に訪れてみるのもありかも!ぜひ選択肢の1つに入れてください!! 「#001 天の川」も読んでみてね。

天の川
天の川 – milky way –

夏の大三角形

 天の川を挟んで位置する、「こと座のベガ」(織姫星)と「わし座のアルタイル」(彦星)。この2つの星が主役になっているのが「七夕」です。そして、この2つの星と天の川の上流に見える明るい星「はくちょう座のデネブ」を結んでできる大きな3角形。

それが「夏の大三角」!!雲がなければ、都心部でも観れる、、、はず!!

夏の大三角形

北十字星

 天の川の上を、その翼を広げ、北から南に向けて飛んでいる白鳥の姿で描かれている「はくちょう座」。中心部が大きな十字形を描くので、「南十字星」に対して「北十字星」とも呼ばれてるんだって!めちゃくちゃ大きい十字架なので、見つけられたら、ちょっと感動。もしよかったら、夏の大三角形探せた後、北十字星も探してみてねー!

夏の大三角形と北十字星

南斗六星

 「北斗七星」にライバルいる、って知ってた??「北斗七星」のライバル、それは夏の夜空に現れる「南斗六星」。「北斗七星」は「おおぐま座」の一部なんだけど、「南斗六星」は「いて座」の一部です。それで「いて座」って、どこにあるんだろ!?

「南斗六星」が位置する「いて座」の場所は、天の川の下流。夏だと地平線に近いかな!この「南斗六星」の柄杓は下向きになっているから、あたかも「天の川のミルク」を掬うように見えるんだって。

そのため、英語圏では、「北斗七星」は「Big Dipper」(大きな柄杓)と呼ぶのに対して、「南斗六星」は「Milk Dipper 」(天の川 – Milky Way – のミルクを掬う柄杓)と呼ばれているみたい。

この柄杓で「天の川のミルク」を掬ったら、1回でどれくらいの量になるんだろ??1年分かな?一生分かな?考えてみると、ちょっとおもしろいかも!?

南斗六星